@O101
本日の防災心理学は、木村ゼミ4回生の河合真月さんによる「地震発生時の適切な行動を学ぼう!防災謎解き」という講義が行われました。
▼以下、河合さんのコメントです。
この講義では「地震発生時の適切な行動を学ぶ」という学習目標のもと、謎解きを用いた防災教育プログラムを実施しました。
まず、座学で日本における災害の発生状況や今後発生が予想される地震について、また大きな災害に巻き込まれた際の人間の心理状態やその危険性、対策方法について学びました。次に、地震発生から避難所到着までをストーリー仕立てにした謎解きワークをグループごとに取り組んでもらい、適切な避難行動を学んでもらいました。最後に、簡単なまとめを行い、授業を締め括りました。
講義を行う上で工夫したことは、被災状況をリアルにイメージしてもらうためにデマ情報に実際に引っかかってもらうワークを取り入れたことです。災害時はデマやフェイクニュースが流れることが多く注意が必要なことを学習するために、フェイクの問題を入れていました。
授業後の受講生からのフィードバックでも、多くの受講生からこの点が印象に残ったと意見をいただき、工夫が伝わったことを嬉しく思っています。
本教育プログラム実践を行うにあたりご協力いただいた木村先生、木村ゼミ生の皆様、防災心理学受講者の皆様に深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
貴重な授業実践をもとに、今後の卒業研究をより良いものに仕上げていきたいと思います!