2017.05.31
インスパイア・ハイスクール事業(加古川南高校来訪)
@ゼミ室
兵庫県では県立高校特色作り推進事業(インスパイア・ハイスクール)を実践しています。 全県立高等学校、中等教育学校が、これまでの魅力・特色づくりを基盤に、発展的な教育内容を展開する創意工夫を積極的に支援し、生徒が成就感や達成感をもって学びたいことが学べる魅力ある学校作りを推進する事業です。 毎年、加古川南高校の生徒の皆さんが、木村ゼミを訪問してくれています。 木村ゼミではゼミ生が作成した指導案・ワークシートによる「ゼミ生の授業」を実施しています。 今年度の加古川南高校の3年生への授業は、赤瀬君の日常生活の様子を撮影した動画を見ながら、その中に潜む「災害が起きたときのリスクとその対策」について考えていただきました。 その後、実際に災害が起きたときのための「ケガ人の運び方」について、複数人で運ぶ場合と一人で運ぶ場合に分けて実践形式で学習しました。 普段の生活の中にも様々な危機が潜んでおり、事前にリスクを減らすように心がけて行動することが重要であると分かりました。また、災害時に実際、自分でケガ人を運ばなければならない状況に置かれたとき、今回学んだことを思い出して行動してもらえたらなと思います。
いよいよ開始です。時間をかけて制作した動画「ある大学生の1日」を観ます。
これはある大学生(赤瀬君)の大学生活を追ったドキュメンタリー(笑)です。
みんな興味を持ちながら観てくれています。うれしい!
何回か観ているうちに、いろいろな危険がわかってきました。
動画からわかった「危険」について手作りワークシートに記入してもらいます。
加古川南高校がある地域のハザードマップを紹介しながら、動画の危険と照らし合わせます。
後半は、搬送方法について学びます。まずは説明を聞いてもらいます。
次に1人でも運べる方法について実践してもらいました。
腕の持ち方でしっかりと自分に引きつけて搬送することができます。
将来の進路のことなどについても相談に乗ることができました!